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夢ブロ

見た夢を元にしたナニカ。不意に停滞。しれっと再開。

ハードボイルド

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ハードボイルド

わたしたちが乗ったバスが事故を起こした。(バスガスバクハツ?)
偶然か?
いや、違う!
何か作為的なものを感じる。

わたしたちは追われていた。なぜならば犯罪者だから!
でも、警察がこんなことをするはずがない。
が、奴らなら・・・。
わたしたちは警察はもとより、仲間だった組織の連中からも狙われているのだ。
わたしと彼(近藤真彦似)は、事故のどさくさに紛れ姿を隠した。
一般人に犠牲者が出たようなのが心苦しいが、ここは致し方ない。
なぜならば、わたしたちは悪党なのだから!

隠れ家に着くと、彼はソファにもたれ、のんびりとくつろぎ始めた。
だが、追っ手は近づいている。
わたしには、その気配がわかるのだ。

もはや、ここも安全ではない。早くこの場所から立ち去らなければ!
わたしは彼を急かして部屋を出た。

隠れ家は西洋の城のような石作りの塔が連なっていて、らせん状の通路で繋がっている。
案の定、警察が数人、誰かを事情聴取しているのが見えた。

通路に出れば外からは丸見えなのだが、そこはグルグルと長い迷路のようになっている。万が一見つかったとしても、いや、もう、ここにわたしたちがいることを確信しているのだろうが、だとしても、そう簡単には追いつくまい。
わたしたちは高をくくって走り出した。

しかし、この場所をかぎつけていたのは警察だけではなかった。
その気配を先に察知したのは彼だった。

彼はわたしを抱きかかえ、外からは死角になる岩石の裏へ押しやった。
とたん、彼の姿が石の通路と共に消えた。
今さっき二人が立っていた場所は、そこだけ丸く抉り取られたようになくなっていた。

カラカラと石のかけらが落ちる音を聞きながら考えた。
ここで打ちひしがれて、おめおめと捕まるべきか・・・。
いや、それはきっと違う。
わたしは結論を出した。そして、銀色のスーツケースを強く持ち直した。

先を急いでいる間も、彼の姿が頭に浮かぶ。
「走馬灯のように~」とはよく言ったものだ。本当に次から次へと・・・。
今となってはどれも、夢なのか現実なのかわからないような思い出だ。
ただ、わたしにとって彼は唯一、信頼できる人間だったことに間違いはない。

悲しいとか辛いとか、そんな簡単な言葉は思い浮かばなかった。
涙だって出てきやしない。
もっと深いところで彼を想った。

その彼がいなくなったことで、わたしの決心は揺らぐどころか、なお一層強固たるものになった。
気になっていた第3の追っ手の正体も見えてきた。
進むべき道は唯一つ。
あの岩山のテッペンへ行こう!

・・・・・・・・・・・・・・・

高い岩山のテッペンで、わたしは風に吹かれていた。
ひとまず、この駆け引きは終わった。

「本当に、すいませんね。でも、このお金と自分で溜めた30万があればなんとか・・・」
男が申し訳なさそうに話しかけてきた。
第3の追っ手だ。
レイのバスに乗り合わせた一般人たちだった。
わたしは、何も答えなかった。無表情のまま、ただ風に吹かれていた。

こいつらも悪党だ。わたしたちが大金を持っていることに気づき、それを奪おうと様子を伺っていたのだから。
とはいえ、根っからの「悪いヤツ」ではなさそうだ。
なにやら、止むに止まれぬ事情があるらしい。
だが、そんなことは訊かない。
わたしには関係ないことだ。

わたしは彼らと取引をした。
彼らはわたしたちがその場を立ち去ろうとする姿に不審を抱き、後をつけてきたのだ。
わたしたちがあの事故を仕組んだと思ったのかもしれない。最初は敵討ちのつもりだったのかもしれない。そんなことはどうでもいい。

あのとき、警察に事情聴取されていたのも彼らの仲間だ。
わたしたちを追う間に犠牲になって少しずつ人数を減らし、生き残ったのが今ここにいる彼らだ。

取引を持ちかけたのはわたしだ。
彼らにはお金が必要だった。命を懸けてでもそれを必要としていた。そして、この土地に詳しい。
わたしはここから脱出したい。そして、彼らと分け合える程度のお金を持っている。
利害は一致した。

彼らはわたしたちを追ったことで、既に「追われる身」になってしまったことに気づいているのだろうか。後のことを考えれば、素人の彼らはわたしより分が悪い。
ま、それもわたしの知ったことではないが。

わたしだってこれから先、どうなるかわからないのだから。。。
けれど、そのときはまたなんとかしてみせる。必ず。



[夢から覚めて]
この夢、とても長くて、だけどとてもハッキリ見えて、文字にするのに苦労しました(^^;)
ほとんど会話もないのに、一人一人の事情なんかもチラリと見えたりしました。夢って不思議ね!
ちょっとクールでハードボイルドタッチな夢でした。

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