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夢ブロ

見た夢を元にしたナニカ。不意に停滞。しれっと再開。

旧家の不思議

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コメント

1. 無題

素晴らしいです(´▽`)
途中から、小説を読んでいる錯覚におちいりました~♪

Re:無題

これ以上の知識はないから、この夢の続きは見られません。
残念だ~(><)

ただいまコメントを受けつけておりません。

旧家の不思議

コチラは過去に見た記憶に残る夢のお話です。
本のサイトをやっていた頃(今もやってるケド)、ミステリが大好きなアタシは思った。古い風習を保つ旧家はミスリテに不可欠である。そこには、何かを隠している人がいる。嫌な感じの男もいる(ただし、こいつは犯人では有り得ない)。そんな話しをした夜、こんな夢を見た!


食器棚に沢山のお皿をしまっていた。几帳面なアタシは、四角い皿と丸い皿を丁寧に仕分けている。
大きな大きな食器棚は二段に別れるようになっていて、今は別々に地面に置いてある。あとで力持ちのおじさんが、ひょいと持ち上げて重ねてくれるらしい。
一番上の戸棚にはティーカップが収まっていた。

アタシの母方の生家は名家である。
中庭を囲むようにいくつもある部屋はどれも畳み敷きで、まるでお城のように広く入り組んでいる。
今日はなんとなく法要の日。アタシは、その手伝いに来ている。

何故か別々の部屋に違う遺影が飾られ、それぞれに関係者たちが集まっている。
遺影の主は男性と女性であるが、どちらも老人であった。
アタシに直接関係のあるのは老婆の方らしいのだが、詳しいことは聞かされていない。
こうして同じ家で式が取り行なわれるくらいだから、もう一人の老人も、なんらかの関係があるのだろうが、母親の実家とはいえ長いこと疎遠だったので、あえて訊ねることはしなかった。

いや、近しい血縁だからこそ、そこにある因縁を感じることはあっても、訊ねる雰囲気ではなかったのだ。
同じ屋敷にいるというのに、部屋同士の間には険悪な雰囲気が漂っていた。

アタシは男の遺影の部屋へ入った。
形見の品ともいえる食器について、こちらに渡して欲しい旨を伝える役目に当たったのだ。

一番上手に座る喪主らしき老齢の男に向かって、アタシはまず自分の立場を説明し、用件を切り出した。
しかし男は、隣にいる息子と目配せをしつつ、「わしも、そろそろ引退を考えておってな、後はこの息子に任せようと思ってな」などと、話しを逸らした。

20代後半と思われるその息子は、北島こうすけ(競泳選手)に似ていたが、その瞳は濁っていて、スポーツマン特有のすがすがしさとはかけ離れていた。
親子揃って、腹に一物持っているといったイヤな印象だった。

浅黒い顔をした息子はニヤケながら話しを引き継いだ。
「あのティー・カップは、値打ちとしてはたいしたことないんですけどね、やはり渡すわけにはいきませんね」
そういいながら、障子の向こうに視線を向けた。

障子を隔てて、怪しげな古物商がこちらに向けて軽く会釈をした。その口元は、不敵な笑みを浮かべていた。
あのティー・カップのことだ。アタシは食器棚にあったロイヤル・コペンハーゲン風のティー・カップを思い出していた。

しかし、いくらロイヤル・コペンハーゲンの名作であろうとも、ここの莫大な遺産からしたら、あのくらいはたかがしれたものだろう。あのカップには何か特別な秘密があるか、もしくは、それにかこつけて別の思惑があるに違いない。ここは一旦引き下がるほうがいい。アタシはそう判断した。

「では、改めて覗います」
アタシはそう言い残し立ち去ろうとしたが、バカ息子はしつこく話し掛けてくる。
「こいつ、独身だな」と何故か思った(笑)。

アタシは、さっきまでの出来事を一刻も早く母親に報告しなければと思い、老婆の遺影の間に向かった。
しかし、部屋に入ると既に厳粛な儀式が行われていたので、しかたなく一番下手にあてがわれた座布団の上に座るしかなかった。

隣には睦子が座っていた。
睦子はアタシと同年代くらいの女だが、顔見知り程度で、特に親しい間柄でもなかった。よって、この行事にどの程度関係するのかも分からなかった。ただ、親類縁者の一人として、ここに居るのだろうと、その場は、目で挨拶を交わした。

広い部屋にも関らず大勢の人が集まったので、窮屈な体制で時が過ぎるのをじっと待っていると、突然一人の女が襖を開けた。
髪を振り乱し、半狂乱の様子だった。
誰もが注目を注ぐ中、女は「むつこー」と叫んだ。

その女は睦子の母親だった。
ただ事ではないと感じたアタシは、あわててその女を制止しようと駆け寄った。

なに?なにがあったの?
アタシはその気持を込めて女を抱きかかえたが、彼女は自分の娘の名を呼ぶばかりだった。
当の睦子は、迷惑そうに眉間に皺を寄せてアタシたちを見つめている。

とにかく、嫌がる睦子を無理矢理付き添わせて別の部屋へ向かう途中、睦子はポツリと言った。
「この人のことは関係ないから・・・」

睦子も睦子の母親も何か隠している。きっと、二人の老人に関係がある。でも、今は何を訊ねても、これ以上の話しは聞けまいと思った。
とにかく、二人を落ち着かせなくてはいけない。
空いた部屋へ布団を敷き、睦子の母を寝かせると、アタシはそっと部屋を後にした。

過去に死んだ二人の老人。さほど価値のないティー・カップ。睦子親子の動向。旧家に渦巻くそれらの謎に、はたしてアタシはどう関係するのだろうか!!!
次回乞うご期待♪・・・ないない。そんなこたぁない!ヽ( ´ー)ノ フッ

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1. 無題

素晴らしいです(´▽`)
途中から、小説を読んでいる錯覚におちいりました~♪

Re:無題

これ以上の知識はないから、この夢の続きは見られません。
残念だ~(><)

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